愛車を守るポイント
犯人が犯行(車両盗難)にかける時間は、およそ5分~10分といわれています。それは、それ以上犯行に時間をかけることは犯人にとって非常にリスクが高いためと考えられます。言いかえれば、その5分~10分では盗難できないカーセキュリティシステムが構築できれば、愛車を守ることができます。重要なポイントは以下の5つです。
ポイント①:犯行のターゲットにならないこと
犯人の目的は大きく2つに分かれます。1つは、金目のものや部品の盗難(車上狙い)です。もう1つは車両自体の盗難(車両盗難)です。目的により犯行の手口も大きく変わります。車上狙いは、目的の物品を得るためには犯人は手段を選びません。ガラスを割ったり、ドアをバールでこじ開けたりと手口は荒っぽく短時間で行われます。後のことはお構いなしですので、ターゲットにされたら物品の被害よりも車両の修理代がかさむことは多くあります。車上狙いのターゲットにならないために防犯ステッカーを貼ったり、カーセキュリティ装着を犯人にアピールするスキャナーを設置することです。
ポイント②:いかに早い段階で異常を検出して警報するか?
車両盗難の犯行の手口は、車種や犯人によってもさまざまですが、はっきりと分かっていることは犯人は音と光を嫌うことです。周囲に犯行を知られたくない。目立ちたくないという心理から、音が鳴る元である車両純正ホーンの配線を切断したり、ライト周りをテープで隠すなどの手口が考えられます。その行為に入ったことを検出できるセンサーを搭載し、犯行の早い段階で異常を検出し、警告、警報することが重要です。
ポイント③:システムの根源であるバッテリからの電源供給を守る
カーセキュリティシステムの電源供給元は、車両のバッテリです。そのことは犯人も承知しています。ボンネットをバールなどでこじ開け、バッテリ端子を破壊するなどの荒っぽい手口が想定できます。ボンネットのこじ開けに対する対策と、万一車両のバッテリからの供給が断たれてしまった場合の対策としてカーセキュリティ専用のバッテリを備えることが非常に重要です。
ポイント④:パターン化しない後付けのセキュリティをつける
車両盗難の手口として多いのはやはり乗り逃げです。不正にエンジン始動を行い走りさってしまいます。積載車やレッカー移動などの大胆な手口もありますが、エンジン始動によるものが多いようです。車両にも純正でイモビライザーと呼ばれるIDコードが一致しなければエンジン始動できないシステムが装着されており、簡単にはエンジン始動できない車が多くなりましたが、装着していても乗り逃げされている事件はあります。犯人はターゲットにした車両はあらゆる手段を使って盗もうとし、日々研究に余念がありません。最近ではイモビカッターといった純正リモコンを不正にコピーし、乗り逃げしてしまう巧妙な手口が増えています。こういった手口に有効なのは、装着場所やシステムがパターン化しない後付けのイモビライザーやイモビカッターガード、カーセキュリティシステムを装着することです。パターン化した時点で解除されるのは時間の問題です。
ポイント⑤:専門店のインストール(取付)技術力
カーセキュリティは、家電製品と違い電源をとって作動するだけでは意味がありません。カーセキュリティが持つ防犯機能を生かすには、正しい商品知識と電装知識と防犯知識を持ったカーセキュリティ専門店が取付する必要があります。犯行時間の5分~10分に耐えうるシステムを構築できる販売店が必要不可欠です。セキュリティラウンジが取り扱うVIPERシリーズはいずれも取付が伴う商品であり、誰でも取付できるものではありません。簡単に取付できるものは簡単に外されてしまいます。時間をかけて取付したものは、それだけ犯行にも時間がかかります。まして犯行手口を考慮した商品、取付がされていれば時間だけでなく犯行自体をやめざるをえない状況も作り出すことも可能です。防犯性を考慮するのであれば取付が伴う商品であることが非常に重要であり、取付を依頼するお店選びも非常に重要です。
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